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国の終焉

Sunday, August 1, 2004
[miscellanea]

 「十二国記」を読んでいて疑問に思うのは、著者である小野不由美さんがどこまで話を書き続けるつもりなのかということです。もっと具体的に言えば、奏や雁の王朝が倒れるまで書き続けるのかということが、とても気になっています。

 十二国記の世界の法則では、一人の王が王朝を築き、そしてその王の死と共に終りを迎えます。「華胥の幽夢」で利広が考えているように、どんな賢帝がどんなに優れた治世を敷いても、王朝はいつか必ず倒れます。宗王も、延王も、供王も、そして景王も、いずれ例外なく。

 そんな瞬間を見たくはないけれど、その先にあるものを見てみたいという矛盾した気持ちが自分の中にあるのもまた事実です。

何事にも終焉があるからこそ始まる事ができる。真の永遠などこの世にはないと私は思う。故に終末は美しい。国の成り立ちも同じこと。
花咲ける青少年」(樹なつみ)7巻より

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箱根旅行

Wednesday, August 4, 2004
[life goes on]

木漏れ日 1日から2泊3日で箱根旅行に行きました。調査研究用の資料をまとめなければならず連日遅くまで作業していたので、車での移動中はひたすら寝ていました。目的は美術館めぐりだったので、ポーラ美術館や星の王子さまミュージアム、箱根関所の資料館などをまわって、あとはホテルでまったりと。

 箱根仙石原プリンスホテルは芦ノ湖のほとりの箱根プリンスホテルとは異なり、こじんまりとした感じで、どちらかというと長期滞在者向けホテルに近い印象を受けました。建物は古いのですが、静かで落ち着いた雰囲気。喧騒から離れたい方にはおすすめだと思います。

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スポーツナショナリズム

Thursday, August 5, 2004
[miscellanea]

ナショナリズム【nationalism】
 民族国家の統一・独立・発展を推し進めることを強調する思想または運動。民族主義・国家主義・国民主義・国粋主義などと訳され、様々ニュアンスが異なる。
広辞苑第五版より

 私は普段あまりスポーツは観ないのですが、それでもちらりと見た対ヨルダン戦のPKでは手に汗を握りました。と同時に会場のブーイングの嵐に驚きました。自分の贔屓にしている人物・チームを応援することと、その相手を蔑み貶めることはまったく別のことだと思います。日本人が以前中国に爆弾を落としたということで、中国人が日本人に対して罵声を浴びせたり、物を投げつけたりすることを正当化できるとは思えません。同じように、かつて日本が中国に対して行ったことを「昔のことだから」と言って水に流すこともできません。被害者が用いて初めて「水に流す」ことができるのだと思います。

 日本と中国がたびたび衝突するのは、もちろん戦争のこともありますが、両国がお互いに認識しているよりも遠い国であるということも挙げられるそうです。海をはさんだ距離が意外と遠かったり、交流の歴史が長くても実際に対話をした時間は短かったり。あまり努力しなくても通じるものがあるはずだという先入観が働いてしまうために、いらぬ齟齬が生じてしまうのだとか。

 なんにせよ、平和の祭典であるはずのスポーツの国際イベントに政治的な要素を持ち込むのは、どうにもいただけないです。

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ポーラ美術館

Thursday, August 5, 2004
[museum]

ポーラ美術館 2002年9月に開館したばかりの、化粧品会社のPOLAが母体の美術館です。そのせいか受付の女性人が妙に美容部員ぽかったような…(笑)

 ガラスを多用した透明感のある外観はちょっと感動しました。緑に囲まれた箱根の山に、近代的な建物がひっそりと建っているわけですが、地上1階、地下2階の構造のせいか、圧迫感を感じさせずうまく調和していました。建築関係のいろいろな賞を受賞したとあって、建物目当ての方も多いみたいです。

 来年1月まで開催中なのは、ピカソと藤田嗣治を中心とした「子供の世界」展。フジタは初めてだったので楽しみにしていました。特に、専門職の職人に扮した子供達が描かれている、正方形のタイルのような「小さな職人」シリーズが素敵でした。彼は芸術家ではあるけれど、厳密には画家ではないように感じました。絵画というよりは、もっと身近な感じというか。「素晴らしき乳白色」と謳われた肌の描写はさすが。

 中世以前は「子供」という概念は存在しなかったそうです。現在でいう「子供」は「小さい大人」として捉えられ、「子供」が守るべきものという風に認識されるようになったのは最近のことだとか。

 初めてだったので常設展もじっくりと観ました。あれだけのコレクションを個人で所有していたということに驚かされます。

 かなり広くスペースがとられていて、椅子もたくさん設置してあるので、自分のペースでゆっくりと見ることができました。東京の美術館もこれくらいゆったりとしていればいいのに。

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ブックトーク

Saturday, August 7, 2004
[miscellanea]

 ここに本や映画などの感想を掲載する際に気になるのが、内容についてどこまで言及していいかということです。ネガティブな先入観を抱いてほしくないので、自分が人に読んでもらいたい、観てもらいたいと思うものだけに感想を書く、という一応のルールはあるのですが、自分の読書ノートに記入しているのとは異なり、望んでいない方にネタバレしてしまうのは避けたいし、かといってあまりに抽象的すぎると書いている意味がないですし。

 というわけで、ヒントを求めてブックトークではどういったことに気をつけるかについて調べてみました。

ブックトークとは教師や図書館の専門職員などが、児童生徒学生あるいは広く図書館の利用者を対象に、特定のテーマに関するすぐれた図書群を、批評や解説を試みながら順序よく紹介し、それらの図書の利用を促進しようという目的を持って行う教育活動である」
(ブックトーク―理論と実践―)

 ただ本について語るのではなく、ブックトークが図書館等の施設で実際に行われる際には、専門家が具体的なテーマを設定し、テーマに沿った良質の本を何冊か選び、台本をつくって練習を重ねなければなりません。

 その際に注意すべきポイントとして、その本はよい本であることに話し手が責任を持っていることその語りの後に何が起こるかを聞き手に考えさせること、そして(ブックトークについての信頼がなくなってしまうので)本を過剰に褒めすぎないこと、といったことが挙げられています。

 私は専門家ではないので厳密にはブックトークはできないし、台本を用意するつもりもないですけれど、注意点は参考にしたいと思います。とは言っても、すべてを充たすのはなかなか難しいのですが…。

【参考文献】
ブックトーク―理論と実践―

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星の王子さまミュージアム

Sunday, August 8, 2004
[museum]

星の王子さま なぜ箱根にあるのかさっぱりわかりませんが、どちらかというとサン=テグジュペリミュージアムといった方が適切だと思います。彼の生涯が写真や年表を中心に展示されていました。空に恋焦がれ、空に消えた方としか認識していなかったので、彼の実生活の様子はファンタジーからはかけ離れていて意外でもあり、また確かに「星の王子さま」の雛型でもあると思えました。

 内装も凝っていましたが、庭園がとても素敵でした。当時のフランスの町並みを再現したレトロな路地、手入れをされた植物、ゆらゆらと揺れるたくさんのシャボン玉…。

 ひさしぶりに「星の王子さま」を読み返したくなりました。何度も読んだはずなのに、思い出せない箇所がいくつもあります。

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いただきます。

Sunday, August 8, 2004
[my words!]

いただきます【戴きます】
出された料理を食べ始めるときの挨拶の言葉。
広辞苑 第五版より

 語源は諸説ありますが、おおよそ3つに分けられます。

  1. 「貰う」の謙譲語と言う説。
  2. 神前に供えた供物を下げるときに、神さまへの敬意を示すために一度頭の上(=戴き)に頂いてから食べたという説。
  3. 食材から「命をいただく」という説。

 小学生の頃、国語の教科書に「いのちということ」という話が掲載されていました。細かい部分は曖昧ですが、ドイツの学校に通っている日本人の少年がソーセージ工場に見学に行く話。生きているものを殺すという現実に怯えるクラスメートの中で、マドンナBという少女が豚の内臓に触れ、「あたたかい」と呟くといったような内容が、とても印象的でした。

 何気なくテレビを見ていたら、養豚業者の方が「育てた豚をかわいそうに思わないか」という問いに、「命に感謝して戴いているから」と話していました。「子供にいただきますの意味をきちんと教えたい」とも。

 言葉が刻々と変化していくものだとしても、こういった素敵な言葉にはずっと残ってほしいと思います。

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北京ヴァイオリン

Monday, August 9, 2004
[movie]

北京ヴァイオリン 中国語はさっぱりわからないのですが、流れるような発音が唄みたいで綺麗だと思います。映像も音楽もとても綺麗で堪能しました。

 貧しい父親がヴァイオリンの才能のある少年を一流にするために北京へと渡り、そこで様々な人と交流をするという話。 父親が少しコミカルに描かれていて、息子に対する愛が溢れていていい味を出していました。弱くて狡猾で、だけど強い女性陣も素敵。少年は妙に大人っぽいと思ったのですが、大人になりかけの子供でした。

 これといったクライマックスもなく淡々とすすんでいったので、逆に最後がとても印象的。それまで少年にとって空気みたいだったヴァイオリンの演奏に、情熱の炎が灯ったというか。チャイコフスキーが効果的に使われています。

 あたたかい家族愛の他にも、中国が、そしてクラシック界が抱える問題というものも垣間見えたように思います。そういえば、少年のライバルの少女の部屋に日本の漫画のポスターが貼られていたのが、中国での反日感情と日本文化の受容との微妙な関係が表れているような気がして、少しおもしろかったです。(監督がそれを意図したのかはわかりませんが。)

 泣けるかどうかは個人差なのでわかりませんが、素敵なお話でした。

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歓楽通り

Tuesday, August 10, 2004
[movie]

歓楽通り まだ娼館制度が認められていたころ、第二次世界大戦末期のフランスで、お客と娼婦の間に生まれ娼婦たちに育てられたプティ・ルイ。心から愛する女性の世話をすることを望み、娼婦マリオンと出会い…というお話。

 娼館に暮らす娼婦たちがとても生き生きと描かれていました。煌びやかで退廃的なのだけど一生懸命前向きに、社会的に弱い者同士当たり前のように助け合って生きている姿がとても素敵。だからこそ、物語の語り手である街娼(娼館を追われた娼婦)の姿に郷愁を感じてしまいました。

 プティ・ルイの奉仕的な愛し方は私とは相容れませんが、マリオンを幸せにするためにどんなことでもやろうとする彼が愛しかったです。

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誰も知らない

Wednesday, August 11, 2004
[movie]

誰も知らない 本日ワーナー・マイカル・シネマズ・板橋で観てきました。ここはウェブ上で予約ができるのでおすすめです。

 実際の事件(巣鴨子供置き去り事件)について多少の知識があったためか、監督があちこちで仰っているように、事件の悲惨さではなく子供達だけの生活に焦点があたっているためか、あまり凄惨な印象は受けませんでした。むしろ淡々と、非日常が日常のように描かれています。

 最初はかろうじてうまくいっているように見えた子供達の生活は、時間が経過するとともにゆっくりと破綻していきます。台所に生ゴミがあふれ、居間には洗濯物があふれ、電気や水道が止められ。長男が父親、長女が母親の代わりを務めようと努力しても、子供が社会的にできることには限界があります。ましてや彼らは存在しないはずの子供なのですから。それでも4人離れ離れにならないために懸命に寄り添って生きていこうとする姿が痛々しく思えました。

 大人たちは子供たちの薄氷のような生活に気付きそうで気付きません。気付かれるのとそうでないのと、どちらが彼らにとって幸せなのか私にはわかりませんでした。ただ、母親には気付いてほしかった。彼女は確かに子供達を愛していたのでしょうが、それと彼女の求める幸せとは別のところにあったのだと思います。

 ただ悲しいだけではないけれど「いい話だった」とまとめることもできない、なんともいえない気分になる映画でした。

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頑張る

Thursday, August 12, 2004
[my words!]

がんばる【頑張る】
(「頑張る」は当て字。「我に張る」の転)
  • 1.我意を張り通す。
  • 2.どこまでも忍耐して努力する
  • 3.ある場所を占めて動かない
(広辞苑 第五版より)

 語源由来辞典によると、語源は「眼張る」(=目をつける・見張る)という説もあるようです。

 よく、2の意味で誰かを元気づけようとしたり、応援したりする際に用いられますが、相手に忍耐して努力することを求めるのですから使い方によっては人を追い詰めかねない言葉です。

「がんばって」
「お父さんだって期待してるんだから」
…なんで?
「もっと がんばって」
疲れたって…
…オレ言ってんじゃん
(水月博士「アジアンビート」)

 気持ちに余裕があるときには素直に受け取ることができるのですが、そうでない場合には追い討ちになりかねません。ただ、わかっていても他にかける言葉というのはとっさには思い浮かびません。言葉って難しいですね。

 いよいよオリンピックということで、「頑張れ」という言葉を頻繁に聞くようになりました。柔道の谷亮子さんのお父様は「頑張れ」という言葉が好きではないそうです。私なんかの何倍も何十倍も頑張ってきた選手の方々が、自分で納得できるような結果になればいいなと願います。

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オリンピックの楽しみ方

Sunday, August 15, 2004
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 いよいよアテネオリンピックが開幕しました。人それぞれいろいろな楽しみ方があると思いますが、私は少人数で参加している、まだスポーツに充分に投資することのできない国の選手を応援するのが楽しみだったりします。

 日本の選手が金メダルを目指して戦っているのを応援するのも、アメリカのように技術力も最新の施設も資金もある国が世界新記録を出すのを観るのも心踊りますが、資金も施設もない国の選手が一生懸命頑張っている姿をみると、自然と応援したくなります。前回のシドニー五輪の男子競泳では、アフリカの海もプールもない国の選手が奮闘している姿に心打たれました。日本でも女子サッカーなど、まだ充分に成熟していない種目で、好きでなければ続けられない環境で一生懸命頑張ってこられた方には、その好きという気持ちを思いきりぶつけてほしいと思います。

 谷亮子選手、野村忠宏選手、金メダル獲得おめでとうございます。

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終戦記念日

Sunday, August 15, 2004
[life goes on]

 オリンピックの話題で持切りで霞んでしまいがちですが、今日は終戦記念日です。連続真夏日記録が途切れ、雨がシトシトと降る、ひんやりとした1日でした。

 戦争や日本が行ったことを美化するつもりはありません。けれど、否応なく巻き込まれ未来を絶たれた方、国のため家族のために命を落としていった方に、ほんの少しの間、祈りを捧げたいと思います。彼らなくして今の私は存在しないのですから。

 毎年少しずつ減っていく戦争報道。最後の戦争から59年経過して、どんどん現実味が薄れていくような感覚。けれど、何があったか、何をしたかということを忘れないために、そのための戒めとして今日という日が存在するのではないでしょうか。

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イタリアンデザート&アイスクリームフェア

Tuesday, August 17, 2004
[restaurant&cafe]

 ヒルトン東京のマーブルラウンジで開催されている、イタリアンデザート&アイスクリームフェアに行ってきました。ここは事前にインターネットや電話で予約ができるのでとても便利です。少し新宿駅から離れていますが、西口からシャトルバスが出ているので問題なし。

 イタリアンデザートということで、定番デザートの他に、ティラミスやパンナコッタ、それからチョコレートのムースなどがありました。アイスクリームは6種類ほど。いつものことながら、キャベツコロッケ、ウィンナーロールなど、軽食も充実しているのが素敵です。

 ブッフェは、食べることに専念しなくていいので時間制限がないものが好きです。食べたいときに食べたいものを食べられる分だけ取り分けて、言葉に花を咲かせて、ゆったりとした時間を過ごすことがとても好きです。

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ジョゼと虎と魚たち

Tuesday, August 17, 2004
[movie]

ジョゼと虎と魚たち もっと幻想的な、ふわふわとした感じの話を想像していたのですが、予想外に現実的な話でした。

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水の生き物

Wednesday, August 18, 2004
[miscellanea]

 普段はあまりスポーツ中継に興味はない(というか観ることができない)のですが、今回のオリンピックは結構リアルタイムで観ていることが多いように思います。観ようと思って観ているのではなく、夜中につらつらと作業しているとやっているといった感じです。夜型生活極まれり。日本以外の国の選手の活躍も観ることができるのは嬉しいです。

 競技の中では競泳が好きです。スポーツ力学などの専門的なことは全くわかりませんが、フォームがとても美しくて見蕩れます。しなやかで、無駄がなくて、まるで生まれながらの水の生き物みたいに綺麗。なんとなく藍川さとるさんの「夏近く 水辺の日々」(「ねがいごとおばけ」収録)を思い出します。あれは、どんなに水の中が好きでも人は決して水の中では生きていくことができないというお話ですが、なんとなく。

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電子辞書の魅力

Wednesday, August 18, 2004
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 手持ち無沙汰のときに電子辞書があると、簡単に時間潰しができて便利です。「宝石」とか「色名」みたいにテーマを決めて調べてみたり、そこから関連する単語にジャンプしてみたり。知っていると思っていた言葉でも、違う意味や使い方があったりしておもしろいです。

 今使っている電子辞書には広辞苑、百科事典、漢和辞典、英和辞典、和英辞典、俳句季題便覧、英語の類語辞典、それとIT用語辞典が収録されていて、私としてはこれにOED(Oxford English Dictionary: 20冊からなる世界最大の英語辞典)が入っていれば完璧なのですが、需要がないことはわかっているので諦めています。これらをすべて紙媒体で持ち歩いたらと思うと恐ろしいです。(というか持ち歩けません。)最近はいかに多くの辞書を収録するかということで競争になっているみたいで、日常生活でほとんど必要のないものまで入っているのはどうかと思いますが…。

 紙の辞書の引き方を知らないで電子辞書だけに頼るのは必ずしもいいことではないと思いますが、容易に持ち歩くことができるということで、すぐに調べるということを習慣づけられるのではないかと思います。

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空飛ぶ島

Thursday, August 19, 2004
[my words!]

 昨夜、父が突然「『天空の城ラピュタ』の『ラピュタ』ってどんな意味なんだ」と聞かれました。その場は手が離せなかったので「辞書で調べてみれば」とだけ言って、後で調べてみると、

Laputa:
ラピュータ島、Swift作Gulliver's Travelsに出てくる空飛ぶ島
Laputan:
ラピュータ島の人、空想家(の)
(ジーニアス英和辞典 第3版)

とのこと。父は広辞苑しか引いていなかったようで、英和辞典を引いてみたらあっさり見つかりました。

 父はもう寝ていたので、大きめの紙に大きめの字でその旨を書いて、それをテーブルの上の目立つ場所に置いて私も寝ました。

 今日の朝起きると、その紙の隅に赤字で一言:
了解 THANKS 父
 いつも電報のようなメールしか送ってこない父らしいな、と思いつつ、ちょっと嬉しくなりました。いつもニュースかスポーツ中継くらいしかテレビを観ることのない父が、どうして突然「ラピュタ」の意味を聞いてきたのかは謎のままです(笑)

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切手を選ぶ楽しみ

Friday, August 20, 2004
[life goes on]

パラソル切手樹木切手空切手しゃぼん玉切手木漏れ日切手

 最近はめっきり手紙をいただく機会が減ってしまいましたが、たまに届くとメールとはまた違った嬉しさがあります。

 私が手紙をしたためる際には、どんな切手を貼るかということに少しこだわりがあります。季節感があるものであったり、色彩が綺麗なものであったり、絵柄が可愛らしいものであったり。お名前の横に貼るものですし、集めている方も多いものなので、どの切手にしようかと悩むことが楽しいです。新宿郵便局などの大きな郵便局では少し前の記念切手でも販売しているので、ときどき行ってまとめて購入しています。

 ちなみに上の切手は、ほのさんのところでも紹介されている海外のサイトで作成したものなので、実際に使用することはできません。残念っ。

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金メダル、銀メダル、銅メダル

Saturday, August 21, 2004
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 アテネオリンピックが始まって以来、連日日本選手の活躍ぶりで持ち切りですが、メダルの色ばかりに注目する報道には疑問があります。メダルを獲ることができて一番嬉しいのも選手、逃して一番悔しいのも選手。そこに追い討ちをかけるような行為をしたいとは思いません。

 競争を忌避する方も多いようですが、私は競うこと自体は悪いことではないと思います。4年に1度の場に参加するため、そこで結果を出すために努力し、ライバルたちと競い合い、競技が終わったあとにはお互いに健闘を称えあって握手、抱擁する選手たちを見るのはとても好きです。

 むしろ、問題はその競争を評価する方にあるのではないでしょうか。この大会がきっかけで選手生命が絶たれてしまう、といったことが起こりませんように。
 

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Sunday, August 22, 2004
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 六本木ヒルズ内のヒルサイドB2F(毛利庭園のほとり)にある寅というお店でランチをいただきました。夜は炭火焼が中心のようですが、お昼は5種類の丼物がメイン。私は天麩羅ごはんと悩んで、マグロの胡麻ダレ漬けごはんにしました。胡麻ダレ漬けということでこってりしているかと思ったのですが、意外にあっさりとしたお味。自分の好きなタイミングで出汁を注いでお茶漬けにできるので、結構量があったのですが飽きずにいただけました。塩でいただく川島豆腐店のお豆腐も、具沢山のお味噌汁もいいお味。手っ取り早くお昼をいただきたかっただけで全く期待していなかったのですが、予想外に美味しかったです。

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ピーターパン症候群

Monday, August 23, 2004
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ピーターパン症候群はアメリカの実存心理学者ダン=カイリーが提唱した概念で、大人になることを嫌がり、アイデンティティの確立を先送りにする心理的猶予期間の状態にある男性のことを指します。(マイペディア百科事典参照)

 「ピーターパン」を読んだとき、私は彼に憧れを感じませんでした。永遠の少年、時間の流れから切り離された少年は、どこか寂しそうに映りました。

 子供は無知ではあるけど無垢ではないと思います。転んで初めて痛みに気づき、醜いものを見て綺麗ということを理解しる。無邪気に蝶の翅を毟っていた子供が、死を知って生の重さを認識する。それが成長なんだと思います。

 「汚い大人」と「純粋で正義感に溢れた子供」の対立という構図をよく見かけるのは、かつて子供だった自分を美化してしまうからでしょうか。つらいことも、哀しいことも、醜いこともたくさんある世の中で、誰も自分だけ綺麗なまま生きていくなんてできないのに。

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もしもメールがなくなったら…

Wednesday, August 25, 2004
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 以前「広告批評」でだったと思うのですが、「HOTEL VENUS」の脚本も務めたコピーライターの麻生哲朗さんが、言葉について気になること、腹立たしいこと、という質問に「メールが一度なくなればいいと思う」と答えていました。

 それ以上の言及はなかったので、どういう意図でそう答えたのかは想像するしかないのですが、確かに、と思いました。メールができてから確かに便利になったけれど、その分不自由になったようにも思います。

 メール、特に携帯電話から送るメールには意外と神経を使います。文章以外の要素が排除されていてかつ相手がどういう風にそれを受け取ったかを知り得ないので、言葉の使い方にとても気を使ってしまいます。誤解されてもフォローできないし、そもそも誤解されたかどうかすらわからないんですもの。

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angela

Thursday, August 26, 2004
[music]

 なんだか最近ずっと頭の中で流れ続けている曲があります。angelaShangri-La。深夜番組のOPで、たまたまチャンネルをまわしていたら流れていたのを聞いてからずっと、耳から離れません。

 癖のあるヴォーカルなので好き嫌いは別れると思うのですが、私は好き。覚えやすくて印象的なメロディーラインと、ファルセットの利いた力強い歌声が癖になります。音楽はあまり詳しくないのでどう表現していいのかわからないのですが、私の中ではT.M.Revolutionの曲調に近いカテゴリー(歌い方は全然違います)。オリコンでも上位に入っているみたいなので、今後に期待しています。

 ただ、このユニットがこれから更に活躍する上での一番の障害は、購買層を著しく限定してしまいそうなあのカバージャケット群のような気がしてしまったり。個人的にはもう少しスタイリッシュなものの方が好みです。

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Livly in Wonderland?

Thursday, August 26, 2004
[miscellanea]

GLL

Alice-in-Wonderland:

(形)空想的な、非論理的な

(ジーニアス英和辞典 第3版)

 Livly IslandのGLLにバグが発生して早1週間(くらい)。相変わらずGLLはおかしなままです。あんまり趣味がいいとは思えないけれど、アリスの物語のような支離滅裂ぶりはおもしろいと思います。


 最近は自島にまでこの気配が及んできたのですが(モニターの表示がおかしくなりますよね)、このままリヴリー界の日常は非日常で非論理的な世界に乗っ取られてしまうのでしょうか(笑)

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当事者以外の思惑

Friday, August 27, 2004
[miscellanea]

 陸上男子ハンマー投げの金メダリスト、アヌシュ選手がドーピング疑惑の渦中にいるわけですが、ここで焦点になるのは「アヌシュ選手が薬物を使用したか」であって「室伏選手が繰り上げで金メダルを獲得するか」ではないと思います。私は室伏選手ではないしスポーツ選手でもないので、すったもんだの末に得られるメダルが純粋に嬉しいのかどうかはわかりません。悔しいという気持ちは確実にあると思いますが、ドーピング疑惑は嘆くことであって期待することではないような。むしろ、当事者ではない人たちが獲れそうで獲れない日本の「あと一つの金メダル」に拘りすぎているような気がします。

 アメリカで放送されたオリンピックを利用した選挙CMについて、イラク人選手は激怒したと聞きます。もしも五輪選手でなければ反米デモに参加しただろうとも。確かにあのCMはちょっと…。今のご時世なら国外でも報道されるとは考えなかったのかな。アメリカ国内での評価が気になるところです。

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バルビレッジ

Saturday, August 28, 2004
[miscellanea]

barvillege 期間限定で新規募集するとのことで早速登録してみました。実際に遊べるのは月曜になってから。以前から気になっていたので楽しみです。 名前はいろいろ悩んでneigeにしました。フランス語で雪の意味です。リヴリーの島も名前もすべて雪にちなんだものなのでそれに合わせて。どなたかお会いしたら乾杯してくださいね。

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鳥人間

Saturday, August 28, 2004
[miscellanea]

sora  空を見上げるのはとても好きだし、空を飛ぶことへの憧れはあるけれども、飛行機は苦手です。揺れることに対する恐怖はないのだけれど、地に足がついていないという感覚に、わけもなくドキドキしてしまって。島国に生まれたことを残念に思う瞬間です。海を越えなければどこへも行けないんですもの。将来はどこかの大陸へ移住予定です(笑)

 飛ぶことができない身体に生まれて、それでも空に焦がれて、空を飛ぶために努力を重ねるたくさんの方々。ほんの少しでも確かに「飛んだ」瞬間は、それはそれは気持ちいいんだろうなあ。

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夏の終わりと線香花火

Sunday, August 29, 2004
[miscellanea]

 突然、今夏は一度も花火をしていないことに気づいてしまいました。もう夏も終わりなのに。

 そういえば、「金魚花火」は造語だと思っていたのですが、実在するんですね。「ぽたぽたおちる~」のくだりから線香花火のようなものを想像していたのですが、

お店で売ってるファミリーセットの花火の中に入ってます。手持ちの、ダンボールを金魚型に切り抜いてる花火。
(Yahoo!ミュージック インタビュー)

とのこと。ああ、あれですか。検索してみると他にも水上を動きまわる花火など、いろいろあるみたいです。

 色彩の鮮やかな花火も綺麗だと思いますが、色のないシンプルなものの方が好きです。そして最後は必ず線香花火で。線香花火の儚い煌きを見つめていると、なんとなく夏の終わりを感じます。って今年はやっていないのですけど(泣)

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初恋のきた道

Monday, August 30, 2004
[movie]

初恋のきた道  アジエンスのCMで見るチャン=ツィイーは美しいという表現がぴったりですが、こちらでは可憐といった風でした。

 田舎の村と町とを結ぶ、一本の道。人々の生活や、そこで起こる出来事を見てきた細い道。少女の一途な恋ですら、その中の些細な出来事の一つに過ぎないのかもしれません。現在がモノクロ、過去がカラーで表現されているのが印象的。映像の美しさと、淡々と映し出される日常に見入ってしまいました。何故だかわからないけれど、金物屋が壊れた器を修理しているシーンをよく覚えています。

 時代背景が説明不足気味だったのは、少し残念でした。きっと本国では説明するまでもない、誰もが共有している歴史だからなのでしょうけれど。

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戦争と平和

Tuesday, August 31, 2004
[my words!]

戦争:
1.たたかい。いくさ。合戦
2.武力による国家間の闘争

平和:

1.やすらかにやわらぐこと。おだやかで変わりのないこと。

2.戦争がなくて世が安穏であること。

 戦争は平和がなくても定義できるのに、平和が戦争がないと定義できないというのはなんだか淋しいですね。

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