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雲のむこう、約束の場所

Wednesday, December 1, 2004
[movie]

http://www.kumonomukou.com
 めざましテレビで紹介されていた映像を見てなんとなく気になって、その後に知り合いのウェブログでタイトルを知って、何かの縁かなと思って見に行きました。空や光の描写が堪能できればそれで充分、くらいの気持ちでした。ストーリーとしては特に目新しい要素があるわけでもないし、消化しきれていない部分もありましたが、懐かしいような、くすぐったいような、不思議な気持ちになりました。透明感があって、どこまでも続いていきそうな青い空がとても美しかったです。

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ほしのこえ

Thursday, December 2, 2004
[movie]

ほしのこえ 「空のむこう、約束の場所」を観てきた帰りに、新海誠監督の前作が観てみたくなって借りてきました。メールが届くのに8年半もかかる、地球と太陽系外の遠距離恋愛のお話。距離も時間軸も離れていく2人の、最後の言葉が印象的でした。

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ハウルの動く城

Thursday, December 2, 2004
[movie]

 友人と伊勢丹新宿本店のキハチカフェでお茶をしていたら、話の流れで突発的に観に行くことに。ジブリ作品を映画館で観たのは本当に久しぶりでした。多分(母の記憶が確かなら)「魔女の宅急便」ぶりだと思います。背景やキャラクターの細かな仕草、それから動く城の重量感は流石。ハウルの行動原理と話の本筋があまり理解できなかったのは残念でした。ただ、反戦をテーマにした作品ではないような気がしました。初登場シーンのハウルはとっても格好よかったです。

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ゆず茶

Friday, December 3, 2004
[restaurant&cafe]

 ゆず茶がおいしいです。ゆずのはちみつ漬けをお湯で溶いたもので、温まるし、喉にもお腹にもやさしい感じ。サンマルクカフェでゆずジャムが販売されているので、購入しようかと思っています。

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地中美術館

Monday, December 6, 2004
[museum]

 香川県直島町の「地中美術館」に行きました。収容されている美術品自体は少ないのですが、一つの作品のために一つの空間が構成されていて、安藤忠雄さん設計の迷路のような建物も美術品の一部ということで、写真と撮ることはもちろん壁に触れることも許されないというストイックさ。(福武總一郎ベネッセコーポレーション会長曰く「私設美術館なのだから好きにさせろ」とのことです。)モネの「睡蓮」のシリーズが展示された「クロード・モネ室」は自然光のみの採光で、晴れた日と曇りの日、朝と夕方とでは印象が全く異なるそうです。床に敷きつめられた大理石のタイルが薄暗い空間でほの光っていて、とても幻想的でした。「睡蓮」は好きなシリーズだけれど、圧倒されるとは思っていませんでした。美術館の概念が根本から覆されてしまいそうな体験でした。

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家プロジェクト

Monday, December 6, 2004
[museum]

家プロジェクト 直島の町の中に点在している常設展示群。築200年を超える民家を利用した「角屋」と、安藤忠雄さんが町並みに馴染むように建築設計をした「南寺」を見学しました。「角屋」には宮島達男さんの手掛けた「Sea of Time '98」と「Naoshima's Counter Window」が、「南寺」にはジェームズ=タレルさんの「Backside of the Moon」が展示されています。「Sea of Time '98」は緩やかにうごめく水の中に色とりどりのデジタルカウンターが沈められていて、それぞれ違うスピードで1から9までカウントし続けるというもの。0が無表示なのは生と死を表しているからとか。「Backside of the Moon」は光の入らない暗闇を壁づたいに歩いていくもので、目が慣れるまではかなり心もとないけれど、ゆっくりとおぼろげに見えてきたものに安堵する、そんな不思議な空間でした。

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蜜柑

Tuesday, December 7, 2004
[life goes on]

栗林公園 高松の栗林公園で日本庭園の計算しつくされた美しさを堪能した後にタクシーに乗ったら「タクシーを運転していて拍手されたのは初めてだよ」と蜜柑を一ついただきました。タクシー乗り場にタクシーが停まっていなくて、少し待っていたら1台来てくれたので無意識に拍手しただけだと思うのですが、嬉しかったです。なんとなく東京まで持ち帰ってしまいました。

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充実した1日

Wednesday, December 8, 2004
[miscellanea]

 昨日はひさしぶりに会った人たちと、たくさん話をしました。寒い屋外で1時間くらい立ち話をしたり、すれ違いざまにちょっとだけ言葉を交わしたり、食事をしながらまったり話したり。状況も内容もいろいろだけれど、たくさんたくさん話しました。やっぱり言葉って難しいなあと思いつつ頭の中だけで考えていたことを口に出してみたり、他愛のない話を延々と続けてみてり。やったことは少ないけれど、なんだかとっても充実した1日でした。お付き合いいただいた皆様、どうもありがとうございました。

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入浴剤の香り

Wednesday, December 8, 2004
[life goes on]

 入浴剤の香りが好みでなくて、なのに髪に香りがまとわりついてしまって、油断しているとフッと香ってくるのが1日中不快でした。苦手な香りがストレスに繋がることを再認識して、香水のつけすぎには注意しようとあらためて思いました。自分の好きな香りが必ずしも他の人の好みかどうかはわかりませんから。

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神保町

Wednesday, December 8, 2004
[life goes on]

水道橋駅前 青山から意外に近いということに気がついたので、仕事が終わった後に神保町に行きました。本当にたまに、発売日よりも早く入手したい書籍があってかつ近くに寄ったときに行くことがある町です。発売日の1日前に販売している書店はちらほらありますけれど、それよりもずっと早く、しかも堂々と売っているのを見ると治外法権だなと感じたりします。目的のものはすぐに購入できたものの、ちょっとだけ期待はずれでした。でも、三省堂の中の上島珈琲で飲んだコーヒーはおいしかったし、道もよくわからないのに適当に水道橋の駅までテコテコ歩いたのもおもしろかったので、まあいいかといった感じです。

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ファンタジー映画

Sunday, December 12, 2004
[miscellanea]

 いわゆるハリウッド系の映画が苦手なので、テレビ放送で初めて「ロード・オブ・ザ・リング」のシリーズを観ました。とはいっても断片的になのでストーリーに関しての感想は特にないのですが、映像には惹かれるものがありました。ファンタジー映画は、例えばフルCGで制作された人物の仕草がどうしてもぎこちなく見えてしまうように、どこか無理があるように思えてしまって得意ではないのですが(そもそも何故そんな無理をしてまで映像化したいのかが理解できない)、ここまで作り込むことができるんだと驚きました。非現実的な背景に生身の人間が演じている登場人物が違和感なく溶け込んでいるのがすごいなあ、と。吹き替えが文語表現に偏りすぎていたのは残念でした。字幕とは違うのだから、もう少し噛み砕いた言い回しでもいいのに。「はらから」=「同胞」=「どうほう」みたいな変換を無意識にしつつ眺めていました。時間があったら一度3部作をきちんと観てみたいです。

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死の意味

Sunday, December 12, 2004
[miscellanea]

koi.jpg 死に普遍的な意味を見出すことが不可能でも、せめて物語という虚構の中でくらい何かしらの意味を持たせてほしいと感じてしまいます。意味もなくただ記号として殺されてしまうと、少なからず憤りを覚えます。だから推理小説が苦手なのかもしれません。

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青臭さ

Sunday, December 12, 2004
[miscellanea]

 少し弱音を吐きたかっただけなのに、揚げ足をとられた挙句に「青臭い」と一蹴されてしまうとそれ以上何も言えなくなってしまってしまって、どろどろとした気持ちだけが内に溜まっていきます。でも、青臭さって必ずしも否定されるべき要素ではないように思います。と思ってしまうこと自体青臭いことの証拠なのかもしれないけれど。

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THE FRENCH KITCHEN BAR

Monday, December 13, 2004
[life goes on]

 某ホテル好きの集まりで、グランドハイアット東京の「THE FRENCH KITCHEN BAR」を利用しました。六本木ヒルズには一時期週1~2回のペースで通っていたのに、グランドハイアットに行ったのは初めてです。位置をよく把握していなかったのできょろきょろしてしまいました。場所柄なんとなく騒がしそうなイメージがあったのですが、さすがというか、照明をおとしたとても落ち着いた空間でした。ロビーまで薄暗いので、待ち合わせにはあまり向いていないかも。フレンチキッチンは、着席のブッフェスタイルなのに使用済みのお皿をなかなかさげてくれないのが気になりましたが、料理はどれも一口サイズで食べやすかったです。パルマ産の生ハムとか、フランス産のチーズとか、お酒によく合いそうなものが特においしかった。会自体は、だんだんと異業種交流会の色彩が強くなってきてしまっているのがちょっと残念でした。私は幹事さんの仰るように「素敵な空間で素敵な人たちと素敵な時間を過ごしたい」だけで、人を自分にとって有用かそうでないかで判断する場には興味がないです。もう何度もお会いしている方々に、悩みを聞いていただけてアドバイスまでしていただけたのは嬉しかったです。

 シャンパンでちょっぴり酔っていたので、酔い覚ましにひさしぶりに(せっかく会員なのだし)森タワー49階のライブラリーカフェを利用しました。ご無沙汰している間に随分と様変わりしていました。会員証なんて持ち合わせていなかったのに、相変わらず呼び止められることもなかったです。レモンを丸ごと絞った酸味の強いクランベリー&レモンソーダを飲みつつ少しの間夜景を眺めて、それから帰路につきました。

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保留音

Tuesday, December 14, 2004
[music]

 今日はたくさん電話をかけて、たくさん保留音を聞きました。かけたところもいろいろ、保留音もいろいろ。某レンタルサーバーのサポートセンターの保留音に聞き覚えがあると思ったら、タイトルは覚えていないけれど坂本真綾さんの曲で、なんでそんなにマイナーな(でもないのかもしれないけれど)選曲なんだろうと、ちょっぴり首をひねってしまいました。シングルだったら「tune the rainbow」、アルバムだったら「イージーリスニング」あたりが大好きです。

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ペース配分

Sunday, December 19, 2004
[life goes on]

 本を読むペースが少しずつ変わってきました。以前は読みだすと止まらなくて、他のことに手がつかなくなってしまっていたのですが、最近は1週間に1冊くらいのペースでゆっくりと読んでいます。単に他に読まなくてはならないもの、しなければならないこと、やりたいことが溜まっていて時間がとれないだけだけれど、今くらいのペースの方が健全な気がします。常に本を2冊持っていないとなんとなく落ち着かないというのは相変わらずですけれども。

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フラメンコ

Sunday, December 19, 2004
[life goes on]

 友人のフラメンコの講演を観に行きました。会場は、新宿の伊勢丹会館内の「エル・フラメンコ」というレストラン。スペインに旅行したときには闘牛は観たけれどフラメンコは観られなかったので、フラメンコ初体験です。踊り手によってあんなに印象が異なってくるものなんだと驚きました。どれも情熱的だけれど、妖艶だったり、可憐だったり、陽気だったり。もちろん曲の印象というのもあるのですが、それよりも踊り手の個性の方が強く出ていたように感じました。

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シタールと民俗舞踊とNGO

Sunday, December 19, 2004
[life goes on]

 フラメンコを観終わってすぐに、今度は原宿のクエストホールにインドの楽器「シタール」の演奏とスリランカの民俗舞踊を観に行きました。知人の活動しているNGOの主催で、収益でスリランカの子供たちにクリスマスプレゼントを贈ろうという趣旨のものです。ひさしぶりのシタールの音は懐かしかったけれど、ヴォーカル用のマイクの音量が大きすぎて肝心のシタールの演奏がよく聞こえなかったのが残念でした。休憩時間に会場にいた知人にもらったガーナ産のチョコレートを齧りつつマンゴジュースを飲んでいたら、陽気なガーナ人のおじさまに声をかけられてびっくりしました。

 こういった趣旨のイベントに参加すると、趣旨が寄付だということを前面に押し出すよりも、規模を拡大して専門の業者に発注した方が結果として収益は上がるのではないかな、と考えてしまいます。もしくはイベントのプランニングやNGOと業者の橋渡しを専門とするNGOが存在したら需要がありそう、とか。

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トリセツ言語

Tuesday, December 21, 2004
[my words!]

 今日(12月20日)付の日経MJの一面に、

(松下グループの)長い文章を簡単な動詞と絵や数字に置き換え、誰でも直感的に分かる一種の説明書用の言語体系を作る試み

と紹介されていました。極論すると、象形文字の一種ということになるのかな。延々と文字で説明するよりもわかりやすいし、読む気にもなりますものね。(といいつつ、私はトリセツを読むのがわりと好きだったりするのだけど。)何ヶ国語にもわたって同じことを説明するよりも、一つの誰もがわかる表現で説明した方がどう考えても効率がいいです。デザインの領域の更なる拡大を感じさせる、興味深い記事でした。

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無限のリヴァイアス

Tuesday, December 21, 2004
[movie]

 レンタルショップでたまたま目について、たまたま名前くらいは知っていたので借りてみました。でも、たまたま観るには26話は長かったです。「蠅の王」の系統の物語。子供たちだけの極限状態で何ができるか、何が起こるか。生まれては崩壊する秩序。鬱々とした人間関係。あっけなく思える最後が救いでした。どんなに間違えてもすれ違っても、ちゃんとやり直せる、やり直そうとする子供たち。観る側の年齢によって大分捉え方が異なってきそうな、そんなお話でした。

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魔法使いハウルと火の悪魔

Tuesday, December 21, 2004
[books&magazine]

hawl.jpg 「ハウルの動く城」の原作。映画を観ただけだとハウルと戦争との関連性がよくわからなかったので、そのあたりをもうちょっと理解したくて読んでみました。でも、映画以上に戦争描写が希薄で、その点に関しては期待はずれ。過去への扉も映画のオリジナルエピソードだったみたいです。独立した一つの物語としてはファンタジーの王道といった感じでおもしろかったです。物語の世界と現実の世界の位置づけなんかも描かれていましたし。

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朝の空

Wednesday, December 22, 2004
[life goes on]

朝の空 出掛けるときにふと見上げた空がとても綺麗でした。電車の窓から垣間見えた朝焼けの、薄い空色が白を経て薄紅へと変化していくグラデーションが美しくて見蕩れてしまいました。なんとなく、いい一日になりそうな予感。(今日のみずがめ座の運勢はあまりよくないみたいですけれど。)

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エンダーのゲーム

Wednesday, December 22, 2004
[books&magazine]

 オースン=スコット=カードの「エンダーのゲーム」を読みました。その年のヒューゴー賞とネビュラ賞を同時受賞したSF小説です。あらすじを読むとものすごくハードなSFみたいだれど、実際は一人の少年の成長記です。天才であるがゆえに訓練の中で意図的に隔離され、敵対させられ、それでもかつてそこにあったほんの少しの幸せのために不公平な「ゲーム」を続けるエンダー。最高の司令官となり得る才能と、幼い少年の孤独で押し潰されそうな心とが常にせめぎあっていて痛ましかったです。真実を知った彼の絶望も。著者がモルモン教徒であるということも念頭にいれておくとおもしろいかもしれません。この刊だけで完結していますが、続編やら姉妹編やら作中作やらがいろいろと刊行されていて、どれから読めばいいのか悩むところ。2006年に映画化されるみたいです。

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Casa Brutus 2005年1月号

Thursday, December 23, 2004
[books&magazine]

casa brutus 2005年1月号 特集がMoMAだったので思わず購入。新館の設計が谷口吉生さんに決定した過程や、MoMAの歴史などが簡潔に説明されていておもしろかったです。もう少しMoMA=アートが儲かる構造なんかも詳しく解説されていればなおよかったけれど、そのあたりはどこかの経済誌で是非特集を組んでいただきたいところ。

 正直ニューヨークという都市(というかアメリカという国)にはさほど魅力を感じないのですが、MoMAには行ってみたくて仕方ありません。

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第六大陸1

Sunday, December 26, 2004
[books&magazine]

第六大陸1 イラク戦争に関する記述があったのでいつの発行かと思ったら、2003年でした。ほんの少し未来の世界で、民間で月に商業施設を作ってしまおうというお話。未来といっても宇宙開発に関する状況は今とほとんどかわりなくて、困難な依頼をどうやって実現へと導くかという、SFというよりはもうちょっと(嫌な意味ではなく)泥臭いかんじです。宇宙開発が進展しない理由として「月へ行く目的がない」というのはなるほどその通りだと思いました。危険な宇宙へなんていかなくても(今のところ)人は生きていけますものね。私は宇宙から地球を見ることができたら死んでもいいと思っているけれど、かといってそのために何か努力しているわけではないですし。下請け会社の方々の情熱は充分に伝わってくるけれど施主の真意は未だ掴めず、壮大なお友達探しは成功するのか、というところで次刊へと続きます。よく見たら表紙デザインは「プラネテス」の幸村誠さんでした。「プラネテス」の方がもっと未来の話だけれど、世界観には近いものを感じます。

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仕事納め

Wednesday, December 29, 2004
[life goes on]

 山積みになっていた資料を整理したり、乱雑になっていた引き出しや棚の中のものを片付けたりと、仕事の合間を見ながら大掃除をしていたらあっという間に一日が終わってしまいました。年末の挨拶にいらっしゃった方の対応をするのはまあいいとして、何故私が年明けの挨拶まわりに同伴することになってしまったのかはちょっと疑問だったり。なんにせよ、今年は寝正月決定です。(やらなけらばいけないことはあるのですけど・・・。)

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初雪

Wednesday, December 29, 2004
[life goes on]

 起きたら、しんしんと雪が降り積もっていました。(何時に起きたのかは秘密です。)雪を見ると無条件でわくわくするのですが、交通機関がちょっぴり心配です。今日が仕事納めの方々が、無事に帰宅できますように。

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あなたはそこにいますか

Wednesday, December 29, 2004
[movie]

 先日まで深夜に「蒼穹のファフナー」という番組が放送されていて、途中から観ていました。きっかけは本当にたまたまで、観続けようと思った理由は文芸統括が「マルドゥック・スクランブル」で2003年度の日本SF大賞を受賞した冲方丁さんだったからとか、音楽が全編ワルシャワ・フィルのフルオーケストラで素敵だったからとか、背景美術が好みだったからとか、いろいろです。

 「あなたはそこにいますか」という全編を通して繰り返し投げかけられる問いに対する、中盤以降の展開が好きでした。大学の社会学の講義で出された「あなたは誰ですか?」という問いを思い出しました。自分を自分たらしめるものは名前なのか、社会的な地位なのか、周囲との関係性なのか、それら以外の何かなのか。心理学も社会学も入門の入門程度の知識しかないので、物語内で提示されたものが正しいのかどうかなんて判断はできませんし(しようとも思いませんし)、傑作とも思わないけれど、観てよかったと最後に思えました。人と人との関係が丁寧に描かれている物語は表現媒体を問わず好きです。脚本(と音楽)に対する映像的な演出の力不足さと、登場人物間の齟齬を描こうとして制作側と視聴者との間にどうしようもない齟齬を生じさせて破綻した前半部分とが、本当に残念。

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マルドゥック・スクランブル

Wednesday, December 29, 2004
[books&magazine]

 冲方丁繋がりで。実際に読んだのは大分前です。2003年度日本SF大賞受賞作。だけど実際は、SFというかたちをとった一人の少女の成長物語だと思います。「死んでもいい」と言って殻に閉じこもることで自分を守ってきた少女が、「生きたい」と殻を破って卵から孵る物語。カジノで展開された壮絶な心理戦の、静かに張り詰めた緊張感は圧巻でした。

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人を殺してはいけない理由

Thursday, December 30, 2004
[miscellanea]

 テレビを流し見していたら、佐世保の事件に関して「何故人を殺してはいけないのか」という加害少女の質問に絶句したという表現があったのですけれど、ではその問いに答えられるのかというと簡単には答えられません。「当たり前だ」というのは簡単だけれど、ときには何故それが当たり前なのかということを考えないと、気がついたときには自分の思考がとんでもないところに押しやられてしまっていそうで怖いなと思いました。「当たり前」のはずの「人を殺してはいけない」ということが、例えば戦争では当たり前ではなくなってしまうのですから。

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第六大陸2

Friday, December 31, 2004
[books&magazine]

第六大陸2 近未来版「プロジェクトX」といった感じでした。月面に商業基地を建設するという壮大な計画が、どれだけ地道な作業の積み重ねで実現されていくかということを丁寧に描いた物語。だから終始地に足がついていて、あまりSFという印象を受けませんでした。最後はほんの少し隠し味程度にSFだったかも。対話と和解の部分はもう少しページを割いてほしかったけれど、共通の夢を実現させるために、人に夢を見せるために、地道な努力を続ける人たちの姿がとても素敵でした。

 余談ですけど最近SF系ばかり読んでいるような気がします。多分原因はweblog。感想を読むのが好きなのでいろいろ感想を見てまわっていると、他におすすめされているものが気になって、ついつい読んでしまう次第です。

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